バー初心者の為のBARでウイスキーを楽しむ方法
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こんにちはSASAGROUPです。
 
ビールやワイン・日本酒などと比べると日本におけるウイスキーの立ち位置は少し特殊
 
ウイスキーの素晴らしさを知る熱心なファンがいる一方、ハイボールしか飲んだことがない方も多いですよね。
 
バーに行けば色々な種類のウイスキーとがありますがバーに行くきっかけがない方もいると思います。
 
バーは、家でもない職場でもない、第三の居場所
 
ゆっくりとお酒を楽しみながら気分転換のひと時・プロにアドバイスをもらい色々なお酒を飲み比べて自分の好みを探す楽しみ・まさに大人の隠れ家です。
 
そんなバー初心者の方でも楽しめる様にまとめてみました。
 

バーの歴史とは

 
バーという言葉が広がったのはアメリカからですが実は、アメリカにお酒の文化をもたらしたのはイギリス。
 
クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見し1620年に『メイフラワー号』という笛に乗った清教徒(16世紀後半イギリス国教会から独立した人たち)と乗客が上陸。
 
このメイフラワー号にはビール400樽が積まれていて、植民地化が進むとともにアメリカでビールの製造技術や、飲酒文化が広がったそうです。
 
それまでネイティブアメリカンに飲酒文化はなかったと言われています。
 
 
街の中心には居酒屋業態の『ターバン』がつくられ政治家や名士の社交場となりました。
 
フロアの角にはお酒等を提供するスペースがあり、盗難防止のために上下に動かせる木の棒(バー)薄い板が取り付けられていた為 ゲージ・ バーお呼ばれていたそう。
 
それがやがてBarという言葉だけ残り定着するようになったという説もあります。
 
19世紀には『サルーン』というカードゲームやビリヤードなどの娯楽施設もある中流階級者以上向けの酒場が増えてきました。
 
過度な飲食を止めるなどの目的で1920年から1933年までアメリカ禁酒法が施行されましたが、
 
逆に劣悪な品質の密造酒が出回り『スピークイージー』と呼ばれる潜り酒場が急増・・
 
酒場の数を法施行前より倍以上に増やしてしまった結果となります。
 
それだけ多くの人にとって第三の場所である酒場は必要だったのかもしれません。
 

バー種類はどんなものがあるの?

バーはマスターの個性が出るものです。
明確にカテゴライズされるのではなくその境界線はあいまいですが、
同じお酒を楽しむ場所でも、居酒屋とは違った雰囲気があります。
居酒屋と違うのは、主役がお酒だというところです。食事はあまり取り扱われていない店が多いです。
行ったことのない人には、少々敷居が高いイメージのあるバーですが、1人でゆっくりとお酒を楽しんだり、誰かと落ち着いて会話をしながらお酒を楽しむのに最適の場所です。
一口にバーと言っても、いくつか種類があります。
本日は、その種類をご紹介しまします。

モルトバー

ウイスキーの品揃えが多いところをモルトバーと言います
ウイスキーについて知りたいことがあればモルトバーに足を運んでみてください。
 

ホテルのバー

ちょっと特別な時間を過ごしたいとき
非日常な空間を提供してくれるのがホテルのバーです。
ホテルによってはドレスコードがあるのでご注意を。
 

パブ

バーの雰囲気に気圧されてしまいそうな人にはパブリックハウスもおすすめ
カジュアルで入りやすくウイスキーの品揃えもよい店が沢山有ります。
 

ミュージックバー

音楽が好きな人であればバーを社交場として楽しむ第一歩としてジャズバーやロックバーソウルバーなどのミュージックバーから始めてみるのもイイかもしれません
 

オールドボトルバー

終盤している古いボトルが揃うバー。価値が高いボトルは安価ではありませんが現行品とは異なる素晴らしい味わいを持つボトルとの出会いがあります。
体験を重ねていくうちに同じように見えていたバーが実は全く違うように見えるかもしれません。
 
自分にとって心地がいいところを見つけていきましょう♪

バーに行く服装はどうしたらいい?

スニーカーではバーに入れない。そんな風に思っている方いませんか?
 
そんな事はありません。
基本的にはいつもの服装でOKです。
普段、街に出る格好でバーの扉を開けて問題ありません♪
雰囲気に圧倒されて、この服装で大丈夫かな?と思っているのは、自分だけかもしれませんよ。
ただしホテルなどにあるバーではカジュアルすぎると入れない場合もあります。
 
女性だと、デニムスタイルでもハイヒールを合わせるなどして、ホテルバーにふさわしい格好で行きましょう。
 
 

 バー初心者の方

 

バーでの注文方法

 
慣れないバーでは、どう注文してよくわからない。
予想以上の金額にならないか不安
こんな時の対処法をお伝えします。
 

知ったかぶりをしない

ウイスキーのことを全然知らないなんて恥ずかしいと思わずどんどん、バーテンダーに質問しましょう♪
バーテンダーはお酒の専門家で勉強熱心な人が多いのです。
インターネット上には間違った情報や不確かな話も出回っていますから知っているふりは不要です。
 

バーテンダーに尋ねる

英語『tender』には番人という意味もあります。
バックバー(酒棚)を守る番人であるバーテンダーに並んでるお酒について尋ねるのは自然な事。
銘柄が分からなくても、『上から2番目の緑のボトルのお酒はどんな味ですか?』などと聞きましょう。
 

苦手なお酒が明確にある時は、伝える

お酒にこだわりがある方は
『おススメをください』と任せるのでなく具体的に希望を伝えるのがベターです。
 
 

バー初心者の失敗しない注文の仕方

 
ウイスキーを飲みなれていない事を伝える。
ウイスキーのアルコール度数は40%以上。
ビールやサワーワインを飲みなれている人でも飲み方を間違えると深酒になりがちです。
『カスクストレングス』(加水していないタイプ)など60%前後の度数のウイスキーもあるのでお酒が弱い人はもちろんのこと、ウイスキーを飲みなれていない人はその旨を伝えておくと良いでしょう
 
 
希望の香味を伝える
ウイスキーの香味の表現は豊富にあります。
好みの銘柄が分からない人は『バーボン樽熟成』『シェリースキー』のうちどのタイプが好みかわかるとお店側もウイスキーを勧めるときの手掛かりになります。
 

バー飲み方

 
お酒が決まったら飲み方を伝えてみましょう。
飲むウイスキーが決まったら『飲み方はどうされますか?』と聞かれます
その時は、『ストレートをシングルで』『ロックで』などと伝えてみましょう。
ストレートで飲みたいけど酔っぱらうかも・・と不安な場合は伝えましょう。
お店によっては、少し飲んだら、そのあとソーダで割りますか?などと提案してもらえることがあります。
喉が渇いたなと思えば、ハイボールや水割りがおすすめです。
じっくりウイスキーを味わいたい方は、1杯目からロックやストレートで飲んでもいいですね。
 
バーはお店によってメニューがないところもあります
こんな場合は、もし飲むウイスキーが決まっていれば、「ウイスキーの名前+飲み方」を。
決まっていなければ、「飲み方だけ」でも伝えて選んでもらうのがいいでしょう。
どれを飲んでいいかさっぱりという人は、ウイスキーを飲みたい旨だけを伝えあとは好みの味を伝えバーテンダーにおまかせしても大丈夫です。
 

バーの予算は

 
個人的なケースですが、私は初めて行くBARだったら一人3,000円くらいを目処に考えます。
最初から値段を考えない頼み方をしていると、お店の方に値段設定を気にしない人だと思われてしまうことがあるからです。3,000円あれば十分楽しめますしね。
注意すべき点に、支払いは現金のみのお店があることです。
あまりBARに行き慣れていない初心者の方はカードが使えるか事前に確認した方が無難でしょう。
 

バーのおつまみは?

BARのフードメニューですが、これはお店によって違ってきます。
レストラン並みのフードメニューを置いてあるところから、ナッツだけしかないところもあります。
意外に隠していたりもするので、フードが欲しければ聞いてみましょう。
こだわりのあるバーはウイスキーやお酒の種類に合わせ自家製の燻製のおつまみを置いていたりします。
 
 

気を付けたいバーでのマナー

 
不快な思いをせづ心地よく過ごしたいのはどのお客様も同じ。
知り合いの家に招かれたときと同じ様に考えてみてください(・∀・)

バーテンダーの呼び方

『バーテンと略して呼ぶ』
『バーテン』とは定職に就かずふらふら過ごしている人を表す。
『フーテン瘋癲』とかけた言葉ともいわれており嫌がる人は少なくありません。
『バーテンダ―』または『バーマン』と呼ぶとよいと思います
 
 

1杯を2人でシェアする

例えば2名で来店し1杯ずつオーダーしてそれらをシェアするのは良いのですが
1杯を2人でシェアするのはNG。
お一人様につき最低一杯のオーダーは基本となっています。
 
 

泥酔する・お店で寝てしまう

酔いつぶれるつもりはなくても、ついつい飲みすぎてお店で寝てしまう・トイレから出てこないなどは周りの迷惑になるのでやめましょう。
 

他のお客さんと絡む

どのBARにもそのお店のファンとも言える常連のお客さんがいます。
他のお客様への過剰な干渉はお店側にとって絶対にやめてほしい行為の一つ。
そのお店のファンのお客さんを減らさないようにしたいですね。
 

大声をだす・悪口を言う

大声を出すのは避けるべき。店内で常連さんの悪口や喧嘩などは避けましょう
 

持ち込みをする・お土産をふるまう

『美味しいもの買ってきたのでみんなで食べましょう』
『みんなでこれを飲みましょう』
というのはお店の売り上げにも影響する行為。
たとえ常連さんだったとしてもまづはお店の人に渡し判断を仰ぎましょう。
 
バーテンダーさんとの会話を楽しみながら、お酒を堪能しましょう。
目の前に出されたカクテルのこと、棚に並べられたキレイなボトルのことなど、
興味を持ったら何でも聞いてみましょう。
もちろん声高に話すのはNG。
もし、1人でゆっくり飲みたい時はカウンターに座っている他のお客さんから一緒に飲もうと誘われたら
「人を待っていますので」などとやんわり断りましょう。
カクテルや店内の写真を撮りたい場合は許可を得てから。
他のお客さんの迷惑にならないように気をつけます。

バーお会計

「チェックお願いします」と声をかけると会計してくれます。
 
レジに出向くのではなく座っている席で会計するのが普通です。
支払いはできれば現金で。1万円札を出すときちんとしたバーならピン札でお釣りが来ます。
こんなところにもバーの流儀をみることができます。
 

 

 

いかがでしたでしょうか。

まだバーに行ったことの無い初心者の方もバーを楽しんでください(・∀・)

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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